毎週英会話を習いながら拙い英語で”伝えたいことが伝えられない”もどかしさを楽しむ店主です。
今回は英会話で海外の方と話しながら小馬鹿にされた小噺でも。
Categorize
タイトルに”カテゴライズ”と書きましたが、僕は自分のやっていることをカテゴリ分けすることが得意じゃなく、単に「楽しければ良いじゃん」「カッコよければ良いじゃん」と能天気な性格ですが、以前から色々なカテゴライズに頭を悩ませたことがあります。
例えば音楽にドップリな頃は、自分の好きなジャンルも大雑把。
HOUSEが好きだと言っても
DeepHouseだの、FrenchHouseだの、TribalHouseだの、GarageHouseだの
Bluesが好きだと言っても
EastCoastBluesだの、DetoroitBluesだの、WestCoastBluesだの、ModernBluesだの
JAZZが好きだと言っても
Bebopだの、CoolJazzだの、ModeJazzだの、FreeJazzだの
HipHopが好きだと言っても云々…
どうも馴染めなかった記憶しかありません。
厳密に言えば多分更に細分化されている気がしますが、僕は無頓着で「カッコよければヨシ」な性格なので、カテゴライズされたマニアックな話になると、その細分化されたジャンル自体がそもそも分からずに置いてきぼりな時が多々…汗
僕は単に「黒い音楽が好きだ」「東海岸っぽいのが好きだ」「西海岸のあれが好きだ」位な訳です。
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そんな細分化されたCategoryはアウトドアにおいても置いてきぼり感を思うことがあり、例えばUL Hikerという言葉や、Long Distance Hikerなどなど、アウトドアの店を営みながらも僕はそうしたジャンルに相当無頓着です…
僕は頑張って、ハイキング・渓流釣り位。もう少し深掘りして、ハイキング・ルアーフィッシング・フライフィッシング位が限界です…汗

むしろ「山に行く」くらいが心地良い分類です
そんな僕に「まぁ別に気にしなくていいや」と思わせてくれたのが、Miles Davisの自伝だった気がします。
お客様の声
結局はカテゴリというものを特段気にしてないのですが、お客様からそんなカテゴリの話をされることが時折あります。
あまり記憶に残ってませんが「ULが云々」「何とかHikerが云々」「何ちゃらクライミングがどう」と、そんな話を聞くと、お客様自身も「俺はUL Hikerだ!」「俺は〇〇Fisherだ!」なんてカテゴリを明確に作ってあげた方が喜ぶのかなと、そんな気持ちになることも…汗
その度に「よく分からなくてごめんねー」なんて思うのです。
稀にですが「自分のスタイルをしっかり構築してみます!」なんてお客様に言われると「そんなことより楽しもうよー」なんて思いつつ口には出せぬまま…

多分いろんなカテゴリが存在してるのだと思います
例えば渓流釣りをする人は「溪・渓」などと渓谷のことを呼び、同じ場所でも沢登りをする人は「沢」と呼び、僕はなんとなく「渓谷・谷」と言いますが、たまに「渓と言ってみようかな」なんて思ったりするミーハーな部分もありますが、人と話をしているのを思い返すと「川」って言ってる気がします…
名前ひとつで変わる印象
そんな僕ですが商売を営んでますので、名前ひとつで何か印象が変わればモノが売れるのか?なんて欲が出ることがたまに… そのひとつの例が”エクストリーム出社”なる言葉。
と言いながら意味すらきちんと調べたことはないのですが、エクストリームなことをして出勤することかなと思いつつ「それは宮崎でみんなやってることじゃんか」と思った記憶があります。
例えば朝イチにサーフィンして出勤、朝イチで釣りをしてから出勤、朝イチで山に登って出勤。

仕事前の一コマ
「くだらない」なんて思いながら、朝イチで渓谷で釣りをしながら「これはエクストリーム出社か?」なんて思ってました…
儲けるかどうかは別として、お客様が喜ぶなら何か僕らの楽しみ方に名前つけた方が良いのかななんて思いながら英会話に向かったとある日。
やり取りの模様

先生、ハイキングをする人はHikerって言って、フライフィッシングをする人はフライフィッシャーって言うじゃない?

厳密にはFly Fisher Manだけど、それがどうかしたの?

僕らみたいにさ、山も歩くし釣りもするし、野鳥も好きだし、何ならサーフィンもするし、こんな感じで何でもする人って何て言うの?

そんな言葉思いつかないけど、どうして?

いや、そういうカテゴリって英語で何て言えば良いのかと思ってさー、お客さま喜ぶのかと思って

出たよ、何でもラベルを貼りたがる日本人!お前もかー、むしろカッコ悪くないか?そんなお客さん嫌だろ

そうなのー?じゃ良いや笑

Nature Loversとかでいいんじゃん?
正味5分で話が終わりまして、結局「楽しければいいや」という着地をしたのであります。
それにしても良い名前をつけれる人ってセンスありますよね、僕にはどうもそういうセンスが無いようでした…
「何でも屋」な店主です。
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