アウトドア屋のライフログ

TAG LIST

HIKING

お客様の楽しみを想像しつつの下見登山 -高千穂峰:夢か丘コース-

毎年年始は、大抵正月に山に登って1年最初の山歩きを楽しむのですが、今年は年始に異常な肩こりに襲われ断念…
年々、年を重ねることを痛感しつつあるのですが、単に昨年の怪我の影響による運動不足でございまして、日頃のトレーニングや運動の重要性を痛感するのであります。

さて、1月も10日となったことろでようやく2023年最初の山歩きを行ってまいりまして、今回は高千穂峰の”夢が丘コース”を歩いてまいりました。
山やコースの詳細につきましては、店のWEBサイトに掲載させていただきましたので、そちらをご覧くださいませ。

PORTALのWEBサイトへ

年始から山を始めたい方の多いスタート

年初めや年度初めは、新しい遊びや新しいことにチャレンジする人が多く、1月や4月というのは「登山を始めたくて」という方のご来店が多くなるのですが、今年は例年以上に「〇〇を始めたい」と店にお越しくださる方が多い1年のスタート。

山を歩こうと思って。
登山を始めたいです。
久々にフライを再開しようと思って。
宮崎ってフライができるんですね。

こんな感じで年齢性別問わず、山も釣りも始めようという方が多い年始。話を伺っていますと、WEBの検索で僕らの店を知っていただいた方も多いのですが、店をご利用いただいている様々なお客様がSNSなどで、山を歩く風景を載せられていたり、店の紹介を書いて下さっていたりで、そうした情報を介して僕らの店に辿り着く方も多く、スタッフと「本当にありがたいものです」と感謝いたしておりました。

釣りの大先輩との山歩き

釣りの大先輩との山歩き

上の写真は、フライフィッシングの大先輩との山歩きの一コマですが、いつも「僕も宣伝してあげれるように」と心遣いをしてくださって、本当にありがたい大先輩。
店を訪れて「これから楽しもう」という方を想像して、時に山の魅力を伝えてくださったり、時に釣りの魅力を伝えてくださったり、時に店の宣伝をしてくださったり…涙。そして時に道具の選定などにご協力くださることもあり、本当に嬉しい限りです。

店の情報を見て山へ

そして、店をご利用いただいている方や宮崎県以外の方でも、宮崎で遊ぶ場所を探す時に、店のWEBサイトで情報を探して歩きに行く山を見つけたり、調べたりされる方も多いもので、そうしたことを店頭で教えてくださると、本当に励みになるものです。

そのため、僕らも店のWEBサイトではできる限りの魅力を伝えつつも、注意点や事故が発生しないよう、可能な限り参考になるような情報をご紹介できるように心がけているのでありますが、同時に色んなコースや魅力を知っていただけるように「どこを歩きに行こうかな」と、仕事の合間によく考えています。
お客様に紹介できるコースとなれば、バリエーションルートと呼ばれる”一般登山道以外のコース”をご紹介するわけにはいかないので、基本的には一般的に登山道として知られるコース。

さらには僕が昨年に怪我をしてしまい、かなり体力が落ちてしまったのでリハビリも兼ねて、お客様に紹介できる場所をと、ガイドブックや過去の記憶を振り返りながら「どこに行こうかな」と目的地探しをよく行っています。

そんな時の心強いガイドブックは、やっぱりこれ。

僕らがご紹介する情報で、誰かが山に出かけ「知らなかった魅力」を満喫いただければと、出来るだけ参考になるように書いていますが、分かりづらかったらすみません…

同じ山でも様々な魅力

そして、今回歩きに出かけたのが、霧島連山の中でも韓国岳と並んで人気な高千穂峰。
秀麗な形が特徴的な高千穂峰は、一般的な登山道として5つのコースが存在していまして、とりあえず全部登り直して高千穂峰を紹介するかと、昨日は高千穂峰の夢が丘コースを。

※元々は霧島東神社からのコースを歩く予定でしたが、登山道までのアクセスに倒木があり、車でアクセスできなかったため、急遽コースを変更したのでありました。

高千穂峰に限ったことではありませんが、ハイキングという”単に歩く”という遊びは、季節・天候・コース・気分・経験値によって見える風景が違うもので、シンプルながらに奥が深い遊びだと、毎回感じます。

夢が丘コースの1コマ

夢が丘コースの1コマ

山の紹介は店のWEBサイトに書かせていただいたので、ここでは割愛しますが、このコースも非常に見どころのあるコース。
決して人気とは言い難いコースでありますが、実に勿体無い。ですが、見方を変えると人気でないだけに、人が少なく「山らしさ」を楽しむには快適なコースでもあります。

広く知られてないのが勿体無い

広く知られてないのが勿体無い

個人的な思いとしては、知られない方が静かに山を楽しめる。という気持ちが無い訳でもありませんが、店を出してつくづく思うのは、同じ趣味や共通の話題で盛り上がれる仲間が多い方が、静かにひとりで楽しむことよりも嬉しいものです。(もちろん一人で気ままに自由に楽しむ快適さもありますが)

また、何かしらのきっかけで、その場所を訪れる方が増えれば、その地域にも人が訪れる訳でございまして、賑やかになるものです。

誰かの笑顔に繋がれば幸い

そんなことを下山後に思う山歩きでございましたが、僕らが歩いた軌跡を、また誰かが歩いて「綺麗だなぁ」と笑顔になると思いますと、なんだか嬉しいものです。

また次の定休日も、どこかを歩きに出かける訳でございますが、山も川も、誰かの笑顔にまた繋がっていけば嬉しいものでございます。

  • 記事を書いたライター
  • ライターの新着記事
Shogo Nakano

Shogo Nakano

PORTAL 店主

宮崎県のアウトドア屋「PORTAL」の店主です。 山歩き、渓流釣りをはじめ、のんびり色々な自然の楽しみ方を満喫しながら、色々な方と一緒に遊べるのを楽しみにしています。

  1. 白鳥山に出かけて真面目に動画

  2. Fly Fisher Magazineと地形図

  3. Categorize

コメント

この記事へのコメントはありません。

関連記事

PAGE TOP

YouTube

山に出かけた際の動画などをたまに公開しています。ご覧いただければ幸いです。
こちら