昨年から渓流釣りを教えて頂き、道具を揃えて1年目、釣行は終日半日併せてまだまだ10回未満の初心者です。
さて、今季2度目となる終日での釣行。猛暑の中、釣行開始…
朝からやらかしてしまった、私。さて、結果は…?
AM5:00
5時集合の当日、目覚めると…なんと5時!!?完全に遅刻っ!!
昨日、楽しみ過ぎてワクワクし過ぎたせいか、はたまた、昨夜飲んだヤクルト1000の効能なのか、何がともあれ集合時間に目覚めるとは、何たる失態!!
だが、今は考えても仕方がない、、目が覚めて状況を把握して、ここまで約2分。
ひとまず、ここは落ち着いて遅刻の連絡を。
出発を待っていてくださるという優しい言葉に甘え、最速タイムで家から飛び出す。家からお店まで車で約25分。
昨夜に準備を完璧にしていてホントよかったぁ~、いや、それが寝坊の原因かもしれないのですが。
前半戦
寝坊の私を迎えてくださったお二人に感謝しながら後部座席へ。もう日が昇ってしまった青空の中を車で約2時間、渓流釣りのポイントへ、いざ。
ポイントが近づくにつれ、視線は自然に道路の脇を流れる川に。車から見ても分かるほど、透明度が高く美しい。夏の近づいてきたまぶしい太陽をキラキラと反射する川面に、否応なく期待が膨らみます。

美しい渓流
入渓して、ルアーを投げても釣れるどころか、追ってくるヤマメもあまり見当たらない。
焦れば焦るほど、キャストミスを多発。そしてさらに焦るという…釣り初心者あるある。
ただ、そんな時でも渓流の景色は相変わらず美しく、鳥たちの声を聴きながら、時にスリリングに渓流を歩く楽しさがあり、焦りがだんだん薄れていくのでした。

美しい自然を撮る写真家を撮る
最終的に、前半はバラシ1回にキーホルダーサイズの小さい山女魚ちゃん。
一眼レフカメラを出す事もなく、お礼を言ってリリースし、前半は終了。
あの道を目指して
なかなか渋い結果を受けて、一度脱渓し、ポイントを変更するとのこと。
私が渓流釣りの好きなポイントの一つが実はこの脱渓なのです。登山道とは違う道なき道をガサガサよじ登る(もちろん、安全面には配慮した上でのですが)。そして、急に人工の道路に出る感覚は、とても不思議な感じがあるのです。マイナーな楽しみ方でスイマセン(笑)。

ガサガサの際についてきた竿先で踊るポールダンサーのようなオナガグモ
さて、今回は脱渓ポイントが少しズレたとのことで、結構な傾斜を登った後に、目の前には道路を支える人工のほぼ垂直なコンクリート壁。
店主の中野さんが、先に登ってくださり、ガードレールにスリングをかけ、そのスリングを手掛かりにしっかりと足を効かせて登っていくという中々ワイルドな脱渓。
道具を持っていることの大切さ、使い方を知っている大切さを学んだのでした。

備えあれば患いなし
後半戦
ポイントを変えて、本流に近い広いところでの釣行。前半とは違ってフライで行くお二人の後を追いながら、ルアーを投げます。
広くて投げやすい分、日差しを遮るものはなく、たまに川に入ってクールダウンをしながら、お二人のフライのラインが見えるか見えないかの位置をキープしつつルアーを投げ続けます。
結果は、前半よりほんの少しサイズアップした山女魚ちゃん。
ここでも、一眼レフカメラは取り出すことなく、お礼を言ってリリースしたのです。

かわいい山女魚ちゃん
ポテトとシェイクは交互が美味しい
釣行が終わればお腹が空き、日差しに照らされた体が塩分を欲する一同はカーナビでマクドナルドを検索。道中ポテトやナゲットの話をしながら、お店についたら、その通りのラインナップを注文し、揚げたてのポテトに舌鼓。 最高に美味しいのです。
最終的に一眼レフで山女魚を撮影することのできない、なかなかしょっぱい釣行と相成りましたが、釣れなかった時は悔しい分、多くの学びを得るのだと、いろいろな事を試してみました。
使ったことのないミノー(ルアー)に変えて沈みの違いを感じてみたり、ミノーではなくスプーンに変えてみたり、キャストを変えてみたり、ミノーの泳がせ方や狙う位置を教えてもらったり、山女魚のご機嫌や動きを想像してみたり。
実際の場所で教えてもらえることは、無限で分からないことだらけなので、「きっと私の伸びしろも無限大∞だな」なんて思いつつ、ポテトのしょっぱさがあるからシェイクの甘さがより一層美味しいのだ。釣りも同じだな。
と何か分かったようなことを思いついた風ににやりとしながら、手はポテトとシェイクを交互に食すのが止まらない私なのでした。

すでに次の釣りに行きたい帰り道
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