先日、店のYouTubeを更新して店のWEBサイトも更新しましたが、今回の僕個人的なテーマは「せっかく始めたのなら楽しもう」というテーマ。
店のWEBサイトに書いた楽しむためのポイントは以下の事項。
- 馴染みの専門店を作りつつ
- 質問しまくる
- やりたいことをしっかり伝える
- 色々教わりまくる
- とにかく実践する
- 色々試してみる
- どんな時も楽しめる気持ちの工夫を持つ
レジャー的なキャンプと異なり、アウトドアのアクティビティは慣れるまでの期間、金出してキツイ思いをします。
「僕を楽しませろ」と思っている人には、何だか筋違いなサービスに見えますが、金出したから楽しめるかと言えば決してそうではないものです。
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当然楽しむためのコツやポイントは存在するので、僕がお客様を案内する時はできる限り楽しませるように配慮しますが、基本的に疲れます。
場合によっては、金出して道具揃えたのに根性や根気が必要なことも。
お金を払ってそんな思いをするなんて、今時のサービスとしてどうなんだと思うこともありますが、スポーツジムに通うのも要は同じ。
ましてや魚釣りなんて、金を払ったから釣れるという訳ではありません。
基礎体力がなければ疲れますし、体が馴染むまでは忍耐が必要なこともあります。
場合によっては、高い金を払って極寒の場所に行く訳で、変わり者を言えば変わり者なのかもしれません。
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例えば僕は今年からフライフィッシングを始めましたが、これまでルアーで渓流釣りを楽しんでいた僕にとって、フライフィッシングは面倒なことが多い。
慣れるまで最高にイライラしましたし、まだ慣れてません。
高い金払ってイライラしています笑
イライラして魚も釣れない。
何をしに出かけてんだかという期間が何週間か続く訳で、これはとにかく忍耐…で乗り切りました。
そして、とにかく教わる。
習ったら実践して試してみる。
ひたすらそれの繰り返しです。
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時折せっかく買った道具を、楽しくなる前に辞めてしまう方もいらっしゃいますが、それは勿体ない。
アウトドアのアクティビティは、楽しむまでに一回壁が来る人が多いのです。それは「きつい」ということ。
でも、見方を変えればそれは、自分に体力がないことが発見できている訳でもあり、それを超えて楽しくなった時の振り返りや感動も存在します。
さらに、みんなそれを経験しているので、経験した者同士的な仲間意識も生まれます。
僕に釣りを教えてくれる先輩は、僕にこう言いました「簡単じゃないから面白い」
確かにそうだなと思うこともあります。
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楽しむためには工夫も忍耐も少し必要ですが、それがまた面白い。
そう思えるようになると強いものです。
日頃運動をしていない人が、いきなり急な山道を登り続ければキツイのは当然。
だから日々運動を心がけたりして体力を作るのは、結局その方の人生にとってもいい習慣。
田舎暮らしは基本的に車移動が多く、都市部で生活する方よりも運動量が少なく体力がない人が多い。
楽しみながら健康的に楽しめ、仲間が増えるって面白い趣味なものです。
慣れるまでの工夫と、少しの忍耐が必要ですけどね…汗
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自分が新しくフライフィッシングを始めたことで、改めて感じるのであります。
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