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毛鉤巻くのは、ある種のセラピー

今回の内容は、実に他愛ない…のですが
宮崎県は先日から県独自の緊急事態宣言の発令となり、人の流れが制限されることになりました。そして連日の雨。
各地で被害が出ているようで、店の浸水経験のある僕は見ていて心が痛くなります…大きな被害がでないことを祈るばかりです。

さて、店が暇になると時折、店の裏に閉じこもって最近は毛鉤を巻く店主です。


フライフィッシングに誘われていた頃、毛鉤ばかり巻いて他のことをしなさそうだしな…とも思っていたのですが、毛鉤を巻いている時間は意外に何も考えないので、反強制的に集中出来て良い時間なのであります。

“自分で巻いた毛鉤で釣ったらさぞかし嬉しいだろう”なんてことを最初は思っていましたが、最初から自分で巻いた毛鉤を使ってフライを始めたので、言うほど感動は大きくなく、当然のように毛針がなくなれば毛鉤を巻いております。

自分で巻いた毛鉤で魚を釣る喜びよりも、何も考えずにひたすら没頭する時間は少しリラックスするのか、毛鉤を巻くことはセラピーのようだななんて思うのであります。

40代にもなれば、基本起きていれば常に仕事のことを考えていたりする訳で、山に出かけるのも僕にとっては半分以上は仕事なので、基本的に仕事のことを考えています。

お客様の多くも、やはり起きている時間の多くは仕事のことなどを考えられている方が多いと思いますが、”毛鉤巻く”のオススメです。
と、違ったアプローチでフライフィッシングのお誘いをしてみるのでありますが笑

毛鉤を巻くのも、ギターの練習をしてみるのも、何かを作るのも、何も考えずに没頭する時間は良いものです。

毛鉤を巻くために使う写真の道具は「バイス」と呼ばれるもので、フライフィッシングを始める前にテンカラ釣りに関心があり、当時買ったものがあったのですが、フライを教わる大先輩に「良いバイスは巻きやすい」と教わり購入したもので、ティムコのバイスを使用しています。
フライを巻きやすいのは当然のことながら、僕にとってはセラピーの道具みたいになっておりまして、最近は店が暇な時に加えて頭がパンパンの状態の時に、店の裏に閉じこもって毛鉤を巻くのであります。


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「渓流釣りをしてみたい」ということで、今シーズンも新しいどなたかの初チャレンジにご一緒させていただくこともありそうですが、機会があれば一緒に黙々と毛鉤を巻くのも面白いかもしれません笑

これだけ雨が降ると、次の休みは流石に川も危ないだろうな…
被害に遭われた方が、1日でも早く落ち着いた日々となりますよう心から祈っております。

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Shogo Nakano

Shogo Nakano

PORTAL 店主

宮崎県のアウトドア屋「PORTAL」の店主です。 山歩き、渓流釣りをはじめ、のんびり色々な自然の楽しみ方を満喫しながら、色々な方と一緒に遊べるのを楽しみにしています。

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