今週の定休日、初日は今シーズンから渓流釣りを始めたお客様にお供しての渓谷。
もう今シーズンも残すことろ2ヶ月を切ってしまったので前日の疲れも残りつつ、難なく遡行できそうな場所へと釣りへ出かけてまいりました。
前日の釣りは以下のリンクから
2時間ドライブの後に入渓
目的地に着く途中、もう一つ候補に挙げていた谷がありましたもので覗いてみるも「水が多くて面倒そうだなぁ」と、早々に諦めて、”遡行”という観点では無難な場所を選択し2時間のんびりと運転して到着。

すっかり水の落ち着いた渓谷
大抵の定休日が火曜水曜と連続で動いてまして、火曜の早朝に移動して夕方から夜に帰宅、一仕事して眠って水曜の早朝からまた出発。
睡眠不足なスケジュールで出かける時はどうしても”楽”なのを選びがちなのであります…
渋い渋い
渓谷の様子を見てみると水は引いているものの、かなり増水した後の模様。思ったより涼しい中で入渓し「ここぞ」という場所にフライを落としてみるも、魚こそいますが小さい小さい。フライをポンと小突いては消えての繰り返し。
渋い予感を感じつつも場所を変えるのも面倒で「今日は練習だ」と自分の中で割り切って、チビっこ相手に試行錯誤。

チビっこ山女魚
水面からフライを咥えようとポンと出てくる魚が、ことごとくチビっこでございますが、僕個人的にはそれはそれでも楽しいのであります…笑
“ツン”と突いてはすぐに逃げ去っていくのを、どうすれば釣れるんだろうと試行錯誤しつつ、時折飽きては風景を眺めてみたり…汗

疲れた途中の風景探し
苔むした岩を見ては「今年は久々に屋久島に行こうかな」と思ってみたり、気分転換をしてまた魚と睨めっこしたり、スタッフが釣っている時に昆虫を探してみたり。

コガネムシの仲間
昆虫を見つけては「あ、今週末は昆虫の講義的イベントだ」と、時折仕事のことを考えたりして、集中力が切れた時には他のことを考えて、また川の流れに集中するのでありました。
痛い痛い…
渓流釣りは釣りの魅力だけでなく、周囲の美しい風景や動植物の楽しみもたくさん。と僕はよくお客様に伝えるのですが、この日は終始僕の周りにはアブとハチ…
「もーぉ!」と苛々しても、楽しみの時間がもったいないので「気にしない気にしない」と気を紛らわせながら川の流れに集中したり、「綺麗な風景だ」と無理やり景色を眺めてみたり、チビっ子山女魚に苦戦するスタッフを見ていたり。
前日お客様と出かけた谷が、ここじゃなくて良かったなぁと思ったり…
(※前日のお客様が山でスズメバチにしつこく襲われて以来、蜂が超苦手なため)

今回はスタッフも山女魚相手に苦戦中
暑くて半袖で釣りをする僕の腕や、タイツの上と、油断した隙に”ブスっ”と刺してくる虫…
「週末に昆虫講義のイベントを店で実施する前に、昆虫に刺されてうんざり」なんてなるのも、何だかなぁと思いつつ、次から次へとブスブスと…
まぁこの日のアブとハチはしつこい…
よほど加齢臭が好きなのか、挙げ句の果てにはシャツの隙間から首元に入り込んでブスっと…
つい「いったーい!!!!」と叫んでしまうのであります汗
一瞬鳥肌の立つ痛みに、しばしジンジンと痛む首…
結局ジンジンする痛みも引いてきたので、大丈夫だなと釣りをしていた訳でございますが
終わってみれば、そこそこの山女魚に遊んでもらったにもかかわらず、記憶に残るのはアブとハチ…
週末の昆虫の講義にて、虫に刺されない対策を聞こうと、そんな気付きをいただいた釣行なのでありました。
そろそろ稜線に上がってテントで眠るのも気持ち良いかなと、頭の中は徐々に秋の山の計画に変わってきましたが、山女魚釣りも残り2ヶ月を切り「最高な日」を求めてまた地形図と睨めっこするのであります。
さてスタッフも試行錯誤の繰り返しを行いつつ、今週の定休日もしっかり外で働いたので、次の定休日までは店仕事を頑張ります。
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