アウトドア屋のライフログ

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TROUT FISHING

渓谷に「やったぁ!」と響いた日

今週の店休日1日目は、今シーズンからルアーフィッシングを始められた店のアウトドアコミュニティのお客様と渓流釣りへ。
河川敷での朝練を数回。この日までにも予定していた日は悪天候で中止。という訳で、前回行ったのはゴールデンウィーク明けでしたので約3ヶ月ぶりとなり、前日までの降雨で増水を少し心配しながらでしたが、無事に行ってまいりました。

釣りが出来ますように…と祈る気持ちで移動

天気予報が不安定で次々と変わる予報にハラハラしましたが、お天道様に恵まれた日。増水を心配して、とにかく安全に遡行できる場所へと店主が選んだ渓谷へ。移動中に車窓から見る河川は、いつもよりも増水しておりゴォゴォと流れており、水が怖い私はたぶん顔が引きつっていたと思います。上流に移動するに従って、店主が「ここからだと、なんとか行けるかな」と判断した入渓地点に到着。お客様も「ずっと雨続きだったから今日は出来るかなって心配していたけど、よかったー!」と、ひと安心。お客様にとっては久しぶりの渓流釣りです。

渓谷に射す太陽の光はスポットライトのようです。

出発した頃、宮崎市内は日の出前だというのにすでに暑さを感じましたが、渓谷に入るととても涼しく、お客様も驚いておりました。
普段は山歩きも楽しまれるお客様。渓流釣りの装備は山歩きで揃えた物を兼用して使えるアイテムが多いのですが、水辺のアクティビティになると、それに特化した物が必要になってまいります。「このウェア、今朝 着た時は”暑いんじゃないかな?”って思ったけど、渓谷に来ると丁度良いんですね! 撥水力もすごい!」と、私たちが選んだウェアやギアなどを実際のフィールド身を持って使って頂いて、納得・満足のお声を聞くのは嬉しい瞬間でもあります。

クエスト感を味わいつつ

以前、渓流釣りで感じる「クエスト感」について書かせていただきましたが

入渓地点から序盤は、ところどころ強い流れの中、お客様は店主にサポートしてもらいながら渡渉を繰り返しドキドキハラハラ。私も顔を引きつらせながら「絶対に流されまい、流されてたまるか」と足を踏ん張りながら、お客様の後を歩きます。(水のパワーって本当にすごいですよね。この水の流れに逆らって歩いている私の脚がキュッと引き締まればいいのに…と、思ったりします笑) ドキドキハラハラが落ち着き、渓流沿いの岩場を歩いたりよじ登ったりしていると、お客様も「なんだか冒険してるみたい! ワクワクする!」と笑顔に。

久しぶりにロッドを振るお客様

「やったぁ!釣れた!」

店主にアドバイスをもらいながら、ロッドを振るお客様。「歩き進みながら、ルアーを落とすだけでも楽しい」と仰ってましたが、いやいやそこは初めての山女魚をご自身で釣って頂かなくては! そして、渓流に入って約1.5時間後、ついにお客様が初めての山女魚を釣ることができました。

「可愛い、綺麗!」と喜ぶお客様

私たちもとても嬉しくて、しばし写真撮影や釣れた山女魚鑑賞でワイワイと。お客様はコミュニティのメンバーでもあるご親友に、さっそくLINEで山女魚の写真を嬉しそうに送ってらっしゃいました。お客様の初めての山女魚にホッとし、嬉しい日です。

景色と空気を味わいながら

初めての山女魚を釣ったお客様。辺りを見渡す余裕も出てきた様子で、水の綺麗さや渓谷の景色や清々しい空気に感動されておりました。

店主を見守るお客様。毛鉤に向かって、飛び出す山女魚を楽しそうに見ていました。

夏の日射しが燦々と降り注ぐ渓谷

山も楽しまれるお客様、「夏は渓流釣り、いいですね!」と山とまた違った魅力を楽しまれていました。山間部の遊びを季節に合わせて、谷から山まで楽しめるのは様々な発見をしたり、知識や興味も広がったりワクワクします。そして、私は同性で渓流釣りを楽しまれる方々が増えていくことが嬉しいです。

私もなんとか1匹、山女魚に出会うことができました。

流れの強い遡行などハラハラドキドキな場面もありましたが、終始ワイワイと楽しんだ一日。ご自身で釣った初めましての山女魚と、キラキラする夏の渓谷を楽しみ、無事に脱渓。お疲れ様でした。楽しい一日でした!

山間部のアクティビティ後のお楽しみ

山歩き、渓流釣り、野鳥観察など山間部で楽しんだ後に、私が楽しみにしているのが「道の駅」や「物産館」に寄って、旬の野菜や果物を買って美味しく食べることです。美味しいかどうかは別として、料理を作ること・食べることが好きなので、その土地の物にも興味津々。今回立ち寄った、道の駅「青雲橋」で目的の野菜に会えました。その野菜は大好きな「空芯菜!」先月も渓流釣りの帰りに買い、ニンニクの効いた炒め物で夕食に。北海道では「空芯菜」が売られているのは見たことがなく、食べていたのは中華料理店や台湾料理店です。空芯菜は中国野菜のようで、分布などを調べてみると

東南アジア原産で、高温多湿の熱帯、湿地で多く栽培され、水耕栽培も可能。日本には古くは沖縄県方面を経て九州に渡来した。真夏でも収穫でき、時期的に希少な葉野菜となる。九州以北の露地栽培では花をつけても種をほぼつけず、自生繁殖による生態系への影響は低い。茎葉を主に炒め物、または中華風のおひたし (タン[燙]青菜) として、中国、台湾やフィリピン、ベトナム、タイ、マレーシア、インドネシアなどの東南アジアで用いる。ニンニクと一緒に塩で炒めたり、魚醤の類や豆豉で味付けして炒めたりすることが多い。調味料はシュリンプペーストやオイスターソースなども使われる。エスニック料理店や中華料理店で高級食材のメニューに載ることも増えている。                                                                                 〜Wikipediaより抜粋

なるほど、熱帯の野菜。どおりで北海道には出回らないのですね。確かにお店で食べる空芯菜炒めは少し高かった印象。こういったことやレシピを帰ってから調べるのも楽しみでだったりします。この日も帰宅後、急いで片付けなどを済ませ、空芯菜を味わいました。

空芯菜のニンニク炒めとアイコ

同じく空芯菜好きな地元の友達に自慢してやろうと、なにげなくスマートフォンで写真を撮って食べた後に、ちゃんと写真を撮るべきだった!と反省。このblogには「FOOD」というカテゴリーも作っていただいたので、これから山間部へ出かけた際の、道の駅などで出会った野菜や果物やグルメ、食いしん坊っぷりも記録していこうと思います。今回は荒い画像で失礼いたしました!

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Mayuko Takeda

Mayuko Takeda

PORTAL Staff

宮崎県のアウトドア屋「PORTAL」のスタッフです。山歩きを中心に四季折々の山間部の自然遊びを楽しんでおります。店を訪れた方・このサイトを訪れていただいた方に、自然の中での楽しみやワクワクが伝わると嬉しいです。

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コメント

  1. Erika
    • Erika
    • 2022.08.05

    やったぁ!すごいですね!!
    一緒にキャストの練習をしたり渓流を歩いたりしたので、自分のことのように嬉しいです!!

    • Erikaさん

      今回のYさんは、Erikaさんの渓流釣り”同期”ですもんね♪

      釣れた瞬間、みんなで大喜びでした!
      (店主も喜びと一緒にホッとしたのでは)

      次はErikaさまの番ですよーーー!笑
      プレッシャーはかけません笑
      楽しみましょう! 次回を楽しみにしています♪

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