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続・あちこち高千穂峰 -琴線に触れる風景-

ちょうど1ヶ月前に、夢ヶ丘登山口からの高千穂峰へ。今回は霧島東神社からの御池コースを歩いてまいりました。店主と「行ったことのないコースから高千穂峰を歩こう」と思い立ち、「高千穂河原コース」「天孫降臨コース」「夢ヶ丘コース」そして、今回の「御池コース」の4つのコースを歩けました。(現在、小池コースは廃道となっているようです) いろいろな角度からアプローチした高千穂峰。各コースそれぞれに素晴らしい景色だったなぁと振り返りつつ。

いざ、御池コース

前回は登山口手前の倒木で断念を余儀なくされた霧島東神社からの御池コース。店主とは「距離は一番長いけど、比較的なだらかだよね」と、一番傾斜があるのは「夢ヶ丘コース」と思い込んでおりました。



最初は緩やかな樹林帯歩き。そして徐々に傾斜がきつくなり、延々と階段が続く登山道。この登山道は九州自然歩道のエリアでもあり、とても整備されております。店主の後ろを歩き、時々横から首を伸ばし、進む先を眺めますが延々と続く階段…階段歩きが苦手な私は時々、くじけそうになりますが笑 高度を上げれば、またあの素晴らしい稜線が待って居るのだからと、自分を鼓舞しながら歩きます。

眼下に御池が見えてまいりました。

 

山を歩きながら思い浮かぶのは

今回のこのコースは、お世話になっている日本フライフィッシング 協会・理事さまが、「双子岩に会いに行こうと思って」と、以前チャレンジされたコース。その日は稜線上が強風で、諦めたとのことでしたが、長く続く登山道を歩いていると、昨年の秋から久しぶりに登山を再開されたというのに、精力的に休日に山に出かける理事さまを「すごいな、ここを黙々と歩かれていたんだな」と思い浮んだり、

「はじめまして」の双子岩


夢ヶ丘コースとの分岐に立てば、店のWEBサイトでの山歩きのレポートを見て、「僕たちも行ってきました!とても楽しかったです!」と夢ヶ丘コースからの高千穂峰を歩かれた、店を懇意にしてくださるご夫妻の顔が思い浮かびます。

分岐


一緒に登らずとも、景色や雰囲気を共有できて、「あそこからの眺めがいいですね」「あの道、しんどくなかった?」と、話せるのも山歩きの楽しさ。”同じ行程を体験した”という「一体感?」が出るのでしょうか? ほかにも「あの方もここは好きだろうな」「あの方は写真を撮るのに夢中になりそうだね」と、 私たちの山歩きには、沢山のお客様が登場します。

琴線に触れる風景

景色が開ける稜線上に出ると、毎度 晴々した気分になります。1ヶ月前と同じ場所に立っていますが、太陽の光や傾きのせいなのか、山肌の色が濃い褐色から少し白っぽいようなクリーム色のようになった気がして、砂漠の丘陵のようで不思議な感じがしました。

山も着々と春の準備をしているのでしょうね。

この稜線歩きはお気に入りの場所


たった1ヶ月の間に、こんな変化が…と、1ヶ月前の写真をついつい見返してしまいました。同じ山に定期的に訪れ、定点観測も楽しそうだなと企んでおります笑 (…そして、前回の西郷さんも歩いた「可愛岳」を引きずっておりますが、人間の足ってすごいなと歩いてきた稜線を眺めるたびに思います。)振り返った写真を見て、同じようなポイントで撮っている写真が沢山ありました。きっと、私の琴線に触れる風景なんだろうなと思います。

この日の空の色も綺麗でした

山頂滞在時間…3分ほど


快適にアクティビティを楽しんでいただくために、お客様へご提案したいアイテムの写真を撮り、帰りに立ち寄る「山椒茶屋」さんで何を食べるかを話し合いながらいそいそと下山です。

 

好きな場所が沢山できますように

山歩きに渓流釣りにと山間部でのアクティビティをお勧めをしている私たちですが、ただ「遊びましょう」だけではなく、美しい自然の中で時間を過ごし、自然の中で沢山の思い出の場所や良い心地の良い場所を作っていただけたらと願っております。素敵なお仲間や大切な方と共有する「居心地の良い場所・好きな時間」が沢山、増えますように。そのきっかけや扉を開けるお手伝いが少しでも出来るよう、努めていきたいです。

 

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Mayuko Takeda

Mayuko Takeda

PORTAL Staff

宮崎県のアウトドア屋「PORTAL」のスタッフです。山歩きを中心に四季折々の山間部の自然遊びを楽しんでおります。店を訪れた方・このサイトを訪れていただいた方に、自然の中での楽しみやワクワクが伝わると嬉しいです。

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コメント

    • moto
    • 2023.02.18

    良い山時間でしたね。
    宮崎でもメジャーなやまでマニアックなコース。
    宮崎県のお店ながらのいい紹介でした。
    走りに行きたくなりました(笑)
    ヒルが出るまでにと、了解してます。

    • motoさん

      ご覧いただきまして、ありがとうございます!

      同じ山の頂に立ってもアプローチした方向が変わると
      同じ山?と思えてしまうような風景。

      「火山の山」といったゴツゴツとした西側の迫力ある風景と
      草木が生茂る東側からの稜線の綺麗なコース、
      面白いですね。

      是非、東霧島神社から高千穂河原への
      一筆書きをお願いします!
      気持ちよさそうです♪

      motoさんならヒルが飛びついてくる間もなく
      颯爽と山を駆けていけることでしょう!笑

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